旅行・地域

2007年9月 5日 (水)

屋久島の森

曜夜の 『世界遺産』を録画しておいた。
今回は、2週に渡る屋久島特集の第1弾。
だ~いすきな屋久島とあっては、こりゃ見ないわけには。
この番組、余分な演出とか一切なくて見やすいよねぇ♥

屋久島は暖かい黒潮の海域と高い山々を抱き
なんと亜熱帯~亜寒帯に及ぶ気候と植物分布が見られる
とても珍しい場所だそうです。
海の水温は夏場は30℃にもなるんだって! 暑っ!
一方、山々の頂は雲に隠れて見えず、雪が積もる。
すごいところだね。作ろうったって作れないよ、人工的には。

動物にも屋久島の固有種が多い。ヤクシカ、ヤクザルなど。
さらに 「月に35日雨が降る」と言われるほどの多雨。
年間降水量は全国平均の5倍だとか。
もののけ姫の森はほとんど常に潤っているわけだ。

翁杉、大王杉など、樹齢1000年以上の杉を屋久杉といい
荘厳な巨木には、それぞれ個別の名前がついていたりします。
ほかには、弥生杉、夫婦杉、紀元杉、三代杉など。

通常、杉の寿命は300年程度だそうですが、なんで屋久島の杉は長寿
なのかというと、屋久島は岩石でできていて養分が少ない為に
杉の成長速度がゆるやかなんだそうです。
すると年輪が緻密になって、より多くの樹脂(栄養)を溜めておけるみたい。
白骨杉なんて名前のもあって、まさに骨みたいな、とても生きているとは
思えないほど折れて裂けてしまった杉なんだけど
腐って朽ちることなく生き続けている。

場所がら、毎年のように台風の被害を受けるけれど
暴風雨によって杉の巨木が倒された後には、太陽の光が差し込む
スペースができ、森に新たな命を芽吹かせることにもなるんだそうです。
循環してるっていうか、輪廻を思わせるというか…
冷徹だけど希望がある自然のシステム。地球ってすごい。

そして、なんといっても1966年に発見されたという縄文杉。
古い言い伝えを信じた島民が7年間(!)かけて探したんだって。
ってか、どんだけ奥地なの。
推定樹齢7200年ともいわれる縄文杉は、現代科学をもってしても
その正確な樹齢は計測できないんだそうです。

赤みがかった透きとおる樹脂が幹から染み出している様は
まさにこの木の生きている証というか、まるで血液みたいに見えました。
屋久島の杉は、幹に他の植物が芽吹いて育つ”着生(ちゃくせい)”
という現象が多く見られるのも特徴らしく、この縄文杉の幹にも
杉の幼木などが着生していました。

あるがままを受け入れる佇まい。
中村勘太郎さんのナレーションの 「杉そのものが大地であり~」と言うのを
ほんとにそうだなぁ…と思いながら聞いていました。
なんかもう、気安く 「心洗われる」とか 「癒される」とかいうのもおこがましい
幽玄、荘厳、雄大な…。うーん、上手く言えない。
厳しい自然は一見、人を拒絶しているようでもあり
けれども、神々の森はたくさんの命を抱いて、ただそこにある。
太古の昔から  

何時間もかけて登るだけの意義は十二分にあるでしょ、と。
ぜ~ったいいつか行くんだっ!という決意を新たにしたのでした。
次回の第2弾も楽しみ☆


Nichinichiso1
Nichinichiso2

++++++++

日々草(にちにちそう)。別名”日々花(にちにちか)”。
いろんな色がありますね。
暑さや排気ガスなどにも強く、とても丈夫な花だそうです。
白花も汚れたり変色したりすることなく、綺麗に咲いていました✿

花言葉は「生涯の友情、優しい思い出」。

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2007年5月12日 (土)

forget-me-not

聞の折込み広告に ”花の北海道!”みたいなツアーが載っていた。
背景は一面のお花畑の写真。
遅れて春がやってくる北国は、これから6月あたりに様々な花の見頃を
迎えるようです。
食べ物が美味しいのは周知のとおりだし、純と蛍が育った地でもあるし
いつか行ってみたいなー。ルールルルル。
海外旅行にはなぜかそれほど現実的な強い憧れはないのですが
(って貧乏人の負け惜しみかも)、北海道とか沖縄とかはねぇ。
いつか、いつか!と思う。

++++++++

今日は勿忘草(わすれなぐさ)と、そばに咲いていたチューリップを。

いつもだけど、撮ってるときは大抵まだ名前なんて知らないですから
このときも 「なんかいっぱい咲いてる✿」と思って撮ってただけ。
これがあの勿忘草ですかー。かーわーうぃーうぃー♫
咲き揃った後で茎が伸びてくるんだって。へぇー面白い。

可憐な姿とは裏腹ともしっくりくるとも思える、その切ない名前は
ドイツに伝わるある物語に由来するそうです。
ドナウ川のほとりに咲くこの花を恋人ベルタの為に摘もうとして
誤って足を滑らせ、川に落ちてしまう騎士ルドルフ。
岸に向かって花を投げ、最後に 「私を忘れないで!」と叫びながら
流れに飲み込まれてしまった。
残されたベルタは、この花を生涯髪に飾り続けたとか。

そして、その伝説を元に生まれたという詩がこちら。

 
ながれのきしの ひともとは
 みそらのいろの みずあさぎ
 なみ ことごとく くちづけし
 はた ことごとく わすれゆく     
by Wilhelm Arent (訳 上田 敏)

あー、上田さんって 『山のあなた』とか訳した人だ! 発見 !!
個人的に大好きな詩なんだ…懐かしい。

話が脱線しちゃうけど、ついでだから載っけとこっか、ね、ね♫

 
山のあなたの 空遠く
 「幸 (さいわい)」住むと 人のいふ
 噫 (ああ) われひとゝ尋めゆきて (とめゆきて)
 涙さしぐみ かえりきぬ
 山のあなたに なほ遠く
 「幸」住むと 人のいふ     
    by Karl Busse (訳 上田 敏)

"forget-me-not"という表現も、和訳の”勿忘草”という表現も

ちょっと現代の人には思い付かないセンスかもしれません。
とてもロマンチックで、何かをかき立てられる。
花言葉はズバリ 「私を忘れないで、真実の愛」。

Forget_me_not2

あれぇ? 今気づいたけど、奥に写ってる黄色いのは菜の花か?
えー失敗した(>_<) 撮ってくればよかった。
てゆーか、ろくに見てもこなかった。ほかの花に気をとられ…。
ちぇ、残念。

チューリップの花言葉は「博愛、思いやり(白)、愛の告白(赤)、
不滅の愛(紫)、正直(黄)、美しい目(斑入)」。
その他いっぱい載ってたよ。

Tulip2

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2007年2月 8日 (木)

杉の木が待っている

つかいつか必ず行く!と数年来言い続けている場所があります。
屋久島です。
以前からすごく興味があってそそられていたのですが、文・田口ランディさん
写真・山下大明さんのコラボエッセー『いつか森で会う日まで』を読んでから
スゴクからキョーレツに、に変わりました。

屋久島の森の写真がとても不思議で素敵で魅力的です。
動物みたいにウネウネと曲がりくねって、たくましく存在する木々。
まさに”圧倒的に生きている”森への敗北感や気味の悪ささえ覚えつつ
こういう感情を恐怖ではなく”畏怖”というんだ…と自覚しながら
ページをめくるんです。
田口さんの素直でシンプルな文章が風みたいに屋久島の匂いを運んできます。
初めて読んだとき私はとっても体調の悪い時期だったので
たぶんそのせいもあって余計に響いて、ポロポロ泣いてしまいました。
特に田口さんが屋久島で見た夢のくだりが効きました。

森にしてみれば、”圧倒的に生きている”などというわけではなく
何千年何万年とただそこにいるだけ、なのかもしれません。
そこに何かが宿っているように思うのは、あるいはちっぽけな人間の側の
錯覚なのかもしれない。宗教的希望的錯覚。
何か悪いもんがついてるなら神聖なマイナスイオンで洗い流してくれ的錯覚。

でも、錯覚ってあながち悪いことではないと思うんです。
人間の脳ってわりとよく勘違いするみたいだし。
話は飛びますが、伊集院光さんの奥様へのプロポーズの言葉は
「恋愛なんて所詮勘違い。だったら僕と60年くらい勘違いしませんか」。
そしたら奥様は
「じゃあ、余裕をもって100年で」って答えたんだって♥
一字一句合ってるかどうかわからないけど、伊集院さん本人がTVで
言ってました。「向こうのほうが上手(うわて)だと思った」って。
宗教でも恋愛でも何でも、勘違いも死ぬまで続けば真実になるというか
その人にとってはそれが事実になっちゃうわけで。
だから前にもここで書いたかもしれないけど、そのウソ墓場まで持ってけ!と。
そう思うのです。

…うーん、話がかなり脱線。

私の「いつか」は本当にきっと忘れた頃に実現するような長期計画ですが
お金貯めて行くよ必ず。
待ってて、屋久島! 待ってて、縄文杉!

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2006年9月19日 (火)

わっしょい×2!

日の昼間、ワイドショーで大阪・岸和田だんじり祭りの映像を見ました。
迫力満点ですね!
街中の決して大通りとはいえない道(住宅街?商店街?)を猛スピードで
だんじりが駆け抜けて、速度を落とさずにコーナーを直角に曲がるってやつ。
そのだんじりの高さは4~5mあるそうです。

だけどあれ、負傷者とか出ないんでしょうか。大丈夫なの??
道沿いの家屋や店舗は、うまく通れなかっただんじりが思いっきりぶつかって
窓枠とか壁とか壊れたりしてたけど…。
TV見てるだけでハラハラして、「うわー」とか「おおー」とか声上げちゃったよ。

地元の人たちが、あれは青年団ごとなのかな、揃いの格好にねじりハチマキで
みんな活き活きした顔をしてたのがとても印象的でした。

東京でも地域によっては伝統の大きなお祭りが毎年行われるところもあるけど
私が生まれ育った地元には、特にそういうのはないんです。
せいぜい夜店が出て盆踊りがある、いわゆるフツーの”夏祭り”。
ドラえもん音頭とかおそ松音頭とか、金魚すくいとかチョコバナナとか。
もちろん、それはそれで子供の頃は楽しみでした。
浴衣着せてもらって、わたあめ買って焼きそば食べて。
今はもう行かなくなっちゃって久しい。

古くから受け継がれてきた盛大なお祭りに幼い頃から触れられるのって
きっとすごく大きな財産というか思い出になるんだろうなー。
やっぱり”ふるさと”って感じで、血の騒ぎ方が格段に違う気がする。
岸和田出身のデザイナー、コシノ姉妹のひとり(名前忘れた)が取材を受けてて
彼女は毎年だんじりの時期に合わせて帰省するらしく
「一年のうちで一番楽しみ。正月以上。正月なんてクソ食らえ(笑)」
なんて答えてました。
私の祖父は長野出身で、御柱(おんばしら)のお祭りの季節が来ると
「ひとりでも見に行きたい」ってよく言ってたそうです。

いいなー、そういう感覚。ちょっと羨ましい。

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2006年7月30日 (日)

アロハ~♫

間、再放送のSP番組を見ました。
江原啓之さんと一緒にハワイを巡るスピリチュアルな旅。

ハワイは一度も行ったことがないです。行ってみたーい。
ビーチとかショッピングではない”伝統のハワイ”が紹介されていて、
身近なイメージを覆す神聖な場所とか、野性味のある山奥の自然とか
新鮮な面をいろいろ見れたのがよかったです。

都市でも繁華街でもないエリアにすごく惹かれました。

唯一神の信仰とは別に、自然のあちこちに神々が宿る(例えば火の神ペレ)
とか、江原さんも言ってたけど、そういうのは
日本にも昔からある八百万神の信仰と重なる印象を受けました。
例えば樹齢ウン百年ウン千年の木なんて…もはや”神”だと思うしなー。
もちろん古けりゃ何でもイイわけじゃないけど、でも
長い歳月を経たものにしか宿りようがない何かは、あるような気がします。

泳がないし日焼けしたくないし、ブランド品の買い物にも興味ないから
これまで先入観でハワイを”行ってみたい旅先リスト”から除いてた感があり、
なんとなく反省しました。
行ってみたい。行ってみたいぞハワイ!
だって、浄化されたいよ!

そしてハワイといえば、有名なコナコーヒー。
まだ飲んだことないんです。美味しいって言いますよね。
ハワイもコナも未体験。
あぁ、なんて素敵な響きでしょう<未体験。
つまりこれから初めて味わう楽しみがあるってことですよ!

コーヒー通をも唸らせる旨さらしく、収穫量が少ないので貴重で高価だとか。
見てたら無性に飲みたくなっちゃって、早速WEBでチェック。
試しに注文してみようと思っています。

お味は後日。乞うご期待♥

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