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2006年8月31日 (木)

30万円

計とかとってるわけじゃないから本当のところはわからないけど、
印象として親殺し・子殺しの件数が増えてる気がしてならない。
親への不満から自宅に放火して兄弟が亡くなった事件とかも含めて。

稚内の事件、30万円で殺人を請け負う側も側だけど、
依頼したのが被害者の息子だったとか
もう小説やドラマにすらならない世界。
だってさー、ちょっとした腕時計でもザラにある金額だよ。
「金がほしかった」って、人を(しかも友人の親を)殺してまで得た30万で
いったい何がしたかったんだろう。

家出するとかじゃなくて放火や殺人っていうのが…。
想像でしかないけど、リセットしたいんだろうか。
現代の一つの傾向ではあるような気がする。恐ろしい傾向。

他人事みたいに言ってるように思われるかもしれませんが、
その怖い傾向に私自身も含まれてるという危機感があります(キッパリ

虐待の末の子殺しとか言語道断で、鬼親が子供たちにしたことと
おんなじ目に遭わせてやればいいんだ!って思う。
さらに解せないのが、虐待する親に限って結構何人か子供いたりしてさ
ちょっとは避妊したらどーなのさー。
殺すために産んだのかと思っちゃうよ。

憎しみの連鎖とか暴力の連鎖があるけど、虐待にも連鎖があって
親本人の資質だけの問題じゃない場合も多いと思う。
幼い頃に自身も虐待を受けていたケースだってあると思う。
「私は今、子供を虐待してる」って自覚しながら虐待してる親は
もしその自覚と苦悩と悲しみ
があるなら、絶望しないで
どうにか周囲に救いを求めたりして防ぐ道もあるんじゃないかって思う。
簡単なことじゃないのかもしれないけど
微かに希望の光はあるように思う。

でも、捕まって「しつけの為にやった」とかほざいたり、怪我を負った子供を
収容先の病院から無理矢理引き取って帰っちゃうような親には、
少なくとも新聞やニュースで見る限りでは、希望の光は見出せない。
連れ帰った家の中でまた同じようなことが行なわれるのは目に見えてるし
次も子供の命が助かるという保証はない。

虐待にもネグレクトとかいろんなタイプがあるみたいですね。

以前TVで専門家が話してたんですが、ネグレクトを含む虐待を行なう親は
傾向として、子供を手元から放したがらないんだそうです。
素人考えでは、そんなに疎ましいんなら自らどこか施設へ預けるとか
そういう選択肢もあっていいんじゃないかと思っちゃうけど
そう単純にはいかないみたい。

つまり、親は親で、虐待をすることで子供にある意味”依存”していて、
だから手放したくはない、そばにいてもらわないと困る。
そんな心理が働いてるらしいんです。
そして虐待は続き、挙げ句の果てに死なせてしまう。

運良く死なずに生き延びたとしても、そんな劣悪な環境で
子供の人格形成が正しくなされるはずもなく
その子が”大人”と呼ばれる年齢に達する頃に、自分の歪みに苦しんだり
別の新たな悲劇が生まれないとも限らない

まさに連鎖。

”最初から親なわけじゃない。子を産み育てることで親になっていくものだ”
とはよく言われるし、きっとそれはそのとおりなんだろうと思う。
だけどゲームじゃあるまいし、人生に今回も次回もないっていうか、
「あーちくしょー、うまくいかねぇな。よし、(リセットして)次はクリアするぞ」
とかいう問題じゃない。

みんなさ、ぼくの夏休みとかどうぶつの森とかにしておけばいいのに。
RPGの怖いやつとかは、例えばR20指定にして。

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